6月、東京での出張展は「as time goes by 」。
着物を仕事にしてかれこれ15年以上が経ちますが、その間惜しまれながら製造が
終わったもの、気づけば生産されなくなっていたもの、出会った時には在庫のみ
だったものなどがありました。
いずれも人気はあり、本当に惜しまれながら去っていくものばかり。
それらの中から、今も染織こだまに在庫している商品の特集を組みます。
商品ラインナップ
備後絣(ネット非公開品など多数)
館林木綿(同上)
モスリン(襦袢向け、上着向け)
古渡唐桟(現在製造終了、復活へのご意見求む)
西陣ウール(国内最高の純ウール)
西陣ポーラ(同サマーウール)
染めウール源氏小紋(とても人気がありながら生産終了)
ほか
さらに、B反C反としてご提供を控えていた廃版ブランドも持参します。
普段は宮崎の店舗で、ご相談があったときのみ出している商品たちです。
例:多少のキズ、やや短めなど
×(かける)和裁①
長さが足りない、幅が狭い、キズが多いなどの反物も、複数の反物から一着の着物を
仕立てたり、袖を別布でデザインのように継いだりと、生かせる可能性はあります。
会場では、ベテラン和裁士さんに相談することで逆にオリジナリティあふれる一着を
ご注文いただけます。
(ご相談件数によっては、お待たせしたり後日のご連絡になる場合がございます)
×(かける)和裁②
お持ち込み反物の縫製ご相談、袖口を引っかけて糸が切れた、袖が外れそう、途中で
縫うことを諦めたなど、補修や縫製をすれば着たいけれど機会がなかったり相談先が
わからないままだったものを、「着ること」を目指して対応します。
※事前に「こんな案件がある」旨ご連絡をいただいておくとスムーズです
→お問い合わせフォーム
as time goes by
時の過ぎ行くままに
この身をまかせてしまってもいいと、思います。
しかしながら、時が過ぎていくなかでも、「これから」を生み出すことが出来る。
埋もれていく前に知っていただくこと、着られるように手を入れること。
そんな「これから着物を着て楽しむ」ために出来ることの一つをテーマにした特別展。
皆様のご来場、ご相談をお待ちしております。
日時:2023年6月2日(金)~5(月) 10~17時(最終日14時まで)
会場:NATULUCK神田・小川町駅前店 5階小会議室(〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2丁目1-8 檜ビル)