お仕立ての際には居敷当のご希望をおたずねしております。
☆居敷当は着用時に一番力のかかる、おしり部分の背縫いの保護の役割をします。
染織こだまでは、できるだけ長くご着用いただきたいという想いから、お仕立ての際には居敷当をつけることをおすすめしております。
下記の3つの選択肢よりお選びください。
・綿ブロード並幅居敷当
・綿ローン広幅居敷当
・居敷当なし
綿ブロード並幅居敷当と綿ローン広幅居敷当の仕様と特徴は下記の通りです。
綿ブロード並幅居敷当
・素材:綿ブロード
・厚さ:普通地
・色:着物の色になじむものを選んでお付けしております。
・仕様:背縫いを中心に並幅(36cm前後)の綿ブロード生地が後ろの揚げより約19cmさげたところからつきます。後ろ身頃にくけ目が点々と出ます。
当店使用の綿ブロードは、薄すぎず、厚すぎない丈夫な綿の平織生地です。しっかりと着物の背縫いを保護してくれます。
※男物は後揚げから居敷当がつきます。
綿ローン広幅居敷当
・素材:綿ローン
・色:生成り
・厚さ:薄地
・仕様:幅は後ろ身頃の脇縫いから脇縫いまで、丈は後ろの内揚げより約19cm下がったところから裾より約2㎝あがったところまでつきます。
広幅ですので、後ろ身頃にくけ目がでません。背縫いの保護と共に薄物(夏物)の透けを防止する役割をします。
※男物は後揚げから居敷当がつきます。