女物の衿の仕様
お仕立ての際には衿の仕様をおたずねしております。
「バチ衿」か「広衿」か、どちらかお好みの方をお選びください。
それぞれの仕様と特徴は下記になります。
わからないことがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
バチ衿
一般に、浴衣の衿などがこの形になります。
三味線のバチのように、衿先に向けて肩回りから衿先まで衿巾が徐々に広くなる衿の形です。
広衿と違い、着付けるときに衿巾を折る必要がないので、衿合わせが簡単です。
広衿
衿巾が肩回りから衿先まで3寸(約11.4cm)で作られた衿の形です。
着用するときには肩回りで衿巾を半分に折り、衿巾が自然に広がるように調節しながら着用します。
衿裏の素材はポリエステル(夏物はポリエステルの絽)になります。
スナップボタンは背中心に一か所付きます。
「バチ衿と広衿で悩まれる方へ」
バチ衿と広衿にはそれぞれメリットがあります。
ご自身の着心地のお好みや、着用シーンに合わせて、
お好きな方をお選びください。
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ふだんにお着物を着られている方のお声は様々です。
・衿巾が調節できるから広衿が好み
・着るのが簡単だからバチ衿が好き
・胸元をふっくらさせたいから広衿で
・衿元がスッキリ着られるからバチ衿が好き など・・・
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ただ、木綿は絹物にくらべて、生地に厚みがあるものもございます。
そのため、広衿にすると衿に厚みが出てかさばると感じるものもございますので、
悩まれる場合はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
男物の衿の仕様
男物の衿は棒衿(衿巾:約5.7cm)でお仕立ていたします。