本年も残すところわずかとなりました。
鹿児島、大阪、愛知、東京、宮城、茨城、群馬、山口、岡山、兵庫、奈良、鳥取、島根、香川、長野の1都1府13県を巡り、様々なセールも実施、そして創業55周年と、辰年らしく1年をかけて長いツアーを実施していたような気持ちもあります。
2025年も巳年だから、またまた長いツアー年になるのでしょうか。なりそうです。
こうして走り続けられているのも皆様のおかげということで、ささやかながら今年を締めくくるセールを実施いたします。
品目:片貝木綿、伊勢木綿、ウール、古渡唐桟ほか追加も検討中
割引率は商品によってまちまちですが、掘り出し物が見つかるかもしれません。
この機会にぜひチェックしてみていただけますと幸いです。
期間:2024年12月12日~12月25日
染織こだまは年内12月31日まで営業していたしております。
15日までは出張期間中につき、返信が遅れることがございます。
なお、ただいまの納期は2月を予定しております。お急ぎの方にはお知らせいただけますと幸いです。
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東京展が終わったあとの出張ですが、夏物製造の現状把握であったり、現状で廃絶となる商品に代わる新たな製品の企画や、既存商品のより良い提供の仕方などを製造・流通の方と意見交換するなど、今ここでしか出来ないことに力を注いでおります。
もはや自社単独だけうまくいけば良い時代ではなくて、少しでも多くの魅力ある和装事業者とどう生き残るか、新たな魅力を携えた新たな事業者をどうやって世に出していくかなども、皆で考えなければならないときなんだという感想を持っています。
反物の長さひとつとっても、着物になり得ない長さ(たとえば木綿反物が12mちょうどだった場合)で流通に乗せることが妥当かというと、お洗濯した結果困るのはお客様ですし、もし小売店が水通しをしたとしてもお仕立てするには長さが足りず困ってしまう。
様々なことを少しずつ改善していくことによって、今は難しかったり駄目だとしても、次は良い方向に変わるかもしれない。
諦めずに歩みを止めないこと、お互いに励まし支え、肩を貸し合えるようになる。
そんな2025年を展望しつつ、2024年の反省も、繰り返し書き出し噛みしめながら進んで参ります。