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開催中

東郷織物応援オークションのお知らせ

2024年7月6日

宮崎県都城市の「東郷織物さん」応援オークションを実施いたします。
7月19日(金)20~21時に、染織こだま東京出張木綿展会場(上野)および、Zoomを使ったオンラインにて同時開催。

精緻な手織り綿さつまをはじめ、B品として眠っていた製品を染織こだまが仕入れます。

最低応札価格(仕入価格+経費+支援金)に支援金を上乗せしていき、上限に達したところで落札者を決めます

このうち仕入価格と支援金(事前設定分+オークション利益分)が東郷織物さんへの支援となります。
(こだま経費は、会場代や通信費、一部アルバイト代等に充当します)

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【厳しい現状】
染織こだま地元を代表する織元さんのひとつに、都城市の東郷織物さんがあります。

誠実なものづくりに取り組まれ、綿薩摩や都城大島紬は、一級の評価を得ています。
(最近とみに好評なのが綿シルクの襦袢地ですね)

去る6月3日に、こだま感謝祭の一環として見学ツアーを実施しましたが、1つのアイデア、
一本の糸が膨大な工程を経て布に変わる過程をご覧になった方からは感嘆のため息ばかり。

しかしながら、近年急速に続き、終わりの見えない物価の高騰や、育つまでに時間を要する
職人育成等の環境の中、厳しい経営を続けられていると伺いました。

何より、高い需要のある手織り製品に対して、織り手さんが少なく育成には時間も経費もかかります。

地元の着物業界の仲間として、こちらでは書きづらい深い部分の話もしてきましたが、
そこではっきりと「許された時間のなさ」に気付くことになったのです。

一刻も早く、少しでも支援をしないと間に合わない。焦ってはいけませんが、急ぐ必要があります。

【こだまの思い】
同時に、工程に関わるすべての人々が食べていかなければ、どんなに素晴らしい技術も
途絶えてしまうことも、改めて実感したところです。

どうにかしてお力になりたいと色々と考えてやってみておりますが、まだまだ力が足りません。
(前述のツアーでも、お客様の買い物分からキックバックをもらうということはしておりません)

呉服屋さんは誠実に顧客と向き合い、問屋さんは誠実に仕入れを続け、メーカーさんは
ひたむきにものづくりに取り組む構図がありますが、着物によらずメーカーさん、さらに
そのなかの職人さんは往々にしてギリギリの暮らしをされていることが少なくありません。

その限界を迎えた時、具体的に言うなら、いくつもの工程を分業で支える仕組みのうち、
何人かが、或いはときにお一人でも働けなくなったら、製品は完成を見ることができません。

随分と前から、つくり手さんが販売の現場を見て、出荷額とのあまりに差がある小売価格を
見て愕然とするといった話があります。

誤解を招かないように申し上げるなら、販売価格が契約上メーカーによって厳しくコントロール
されている場合をのぞき、価格決定権や販売手法の選択は小売り店側にゆだねられています。

繰り返しになりますが、製造から小売まで、そこに悪意を持って立っている事業者はありません。
ただ、結果としてものづくりの現場の継続が難しくなっている、アンフェアにも見えてしまう
対価の違いが積もり積もって、現状を招いているのだと思います。

それを正してくださいとするには、時間がまったく足りません。
各流通になるべくご迷惑をかけず、お客様に喜んでいただき、メーカーさんになるべく早く
資金をお届けする方法として考え出したのが、今回の応援オークションです。

たかだか20年にも満たない児玉の着物屋人生でも、ひとたび失われたものは戻ってこないと知るに十分な経験を得ました。

参加登録

なによりもまず、今回の事情や背景、素晴らしい東郷織物さんのことを知っていただければ幸いです。

東郷織物応援オークション

期間 2024/07/19〜2024/07/19
時間 20~21時
会場 ふれあい貸し会議室 上野No.60 木綿展会場に同じ
交通 上野駅 浅草口より徒歩1分半ほど 上野ビル階段上がって3Fの会議室

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